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本を読んでみた。

農業経営者という雑誌を買ってみました。

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農業経営者という雑誌を買ってみました

(株)農業技術通信社という出版社から発刊されている「農業経営者」という月間誌を買ってみました。おしゃれにデジタルで…。月額1543円なり。ページ数は 100ページ弱です。 2015年2月版では上野満さんというカリスマ農業指導者のお孫さんへのインタビュー記事と若手農業経営者の新年の宣言特集が記載されていました。うーん、発刊数はおそらく大した数ではないだろうと思われるので、雑誌の価格が高くなるのは致し方ないとして、ちょっと情報が薄いと感じてしまいました。情報誌としてよりは、他の農業経営者のやっていることや志の高い発言を感じて、自己のモチベーションを高める感じの本です。

農業経営者

レビューが最高!

オンライン書店の fujisan.co.jpというところで購入しましたが、レビューがとても良く、総合点 3.75/5.00 でした。コメントも実際に経営に当たる方のご意見が載っており、「新鮮」「参考になる」「刺激になる」等の良い言葉だったので、かなり期待しておりました。自分がすでに農業に従事し、その経営に携わってる場合、おそらく外部の状況(他の農家さんやグローバルな視点みたいな物)を見失い、ちょっと方向性に迷ったりするだろうと思います。そんな時に、”経営する”という孤独に対してその気持ちを他の経営者と擬似共有できるという雑誌だと思います。

ちょっと自分のイメージとは違った。

ちょっと自分のイメージと違ったと感じたのは、経営の実践において必要となる知識やノウハウの提供がメインコンテンツだと思っていた部分です。例えば、自己で直接販売をした場合に想定される問題点や個々の企業体がどのようにして直販体制を切り開き、システム化したのかといった経験談や、その結果、売上構成が変化し、利益率が向上したといったいわゆるPDCAサイクルの回り方事例の記事を期待していたためだと思います。よい経営状態にある他の企業と自社を比較して、自社の強みや弱みを抽出して、経営に生かしていくのが、一般的な企業の経営だとするならば、その比較対象としての”良い企業”を知りたいと思うのが経営者の本音だと自分は考えます。だから、そういうことが書かれた雑誌だと勝手に思っていた部分があるかもしれません。

事例が見たかった。

農業経営が中小企業レベルの規模(従業員数や資本など)である現状では、経営者の事業感覚の礎となる現場感を充実させる必要があると考えます。それには”思いだけで突っ走る経営者”ではなく、仕入れ、生産、営業販売、管理の各ポイントの知識があり、”的確に指示もしくは実行できる経営者”でなければなりません。だから、”経営者”を語る雑誌であれば、その知識の増強として成功事例と失敗事例を提供して欲しかったと感じました。

年間購読で様子をみます。貴重な出版物だし。

まだ1冊読んだだけなので、偉そうなことは言えませんね。年間購読契約なので、1年読んでみます。いずれにせよ、なかなかこういう本はないし、他の農業経営者の情報はあまり手に入らないので、購入する価値はあると思います。普通の中小企業の経営者雑誌なんて見たことないので、農業経営の方が情報があるくらいかもしれませんね。

-本を読んでみた。

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